新大陸服ファッションショーとお宅訪問
2007年1月9日 縫製裏街道 コメント (2)
新大陸で前から気になっていたのが街に固定してある縫製レシピ。
ヴェラクルスには「ポンチョドレスの縫製法」
ポルトベロには「南米民族服の縫製法」
マラカイボには「ボラ民族服の縫製法」
ベルナンブゴには「花冠の製法」
リオデジャネイロには「カヤボ民族服の縫製法」
といろいろあります。
はて、人気の程はいかほどのものかと商会内でその方面に最も詳しいバッハさんに尋ねたところ、かなり人気があるものの供給が無いため出回っていないとのこと。
こりゃーひょっとして儲かるかもなあ・・・という下心とともに製作を決意。その中から女性用服の「ポンチョ風ウィピル」、「ボラの民のチュニカ」、「羽飾りのファハ」を作ることにしました。だって女性用の服と男性用の服で相場にえらい違いがあるようなんです・・・。
「ポンチョ風ウィピル」はコチニール20、綿生地30、ししゅう糸30が必要です。
コチニールは採集で大きな葉を採ってそれを加工すればOK。綿生地はマラカイボの綿花を加工すればよし。それほど苦労はありません。問題はししゅう糸。ししゅう糸には生糸が必要。生糸はインド産・・・。商会ショップで在庫にしておいた生糸を引っ張り出してきて大西洋を横断です・・・。途中でちょっと燃えました。こういうもんです。
やっぱり楽じゃないなーと思いつつ生産。
「ボラの民のチュニカ」はゲレップ20、麻生地30、樹皮20が必要。ゲレップは樹皮から加工するので(リオデジャネイロで販売していますがちょっと遠い)サントドミンゴで麻生地を買えば採集をするだけということになります。
しかし、この樹皮は採集ポイントでもなかなか量が取れないやっかいな代物です。ウィピルのコチニール生産と同時にやりましたがこちらの方が大分時間がかかりました。
「羽飾りのファハ」はコチニール20、サイザル麻20、羽毛30が必要。羽毛はメリダやカラカスで販売しているニワトリを加工、コチニールは前述のように採集後加工、サイザル麻は採集かカラカスの販売品とリオデジャネイロがやや遠いという条件以外は比較的簡単に作れました。
さて、できあがった服3種。全部女性用ですので自分で着る事ができません。着ている人をあまり見ないのでどんなものかもよくわからないという疑問にぶち当たりました。
どうしようと考えつつリオデジャネイロで金とトパーズを買い付けに来たワイルドキャッツさんに連れられてロンドンに。そこに居合わせたのが先ほどのバッハさん。ワイルドキャッツさんと共にバッハさんのお宅へ突撃をかましてみます。
バッハ邸で一通り遊んだところでふと先ほどの疑問を解決する方法を考えました。要はバッハさんに着てもらえばいいのです。
ダメもとで頼んでみたところあっさりと承諾を頂き、即席ファッションショーの開始です。
「ポンチョ風ウィピル」は可愛い感じです。色使いもアイコンでの印象よりも落ち着いています。普段着としてもいいのではないかと思います。
「ボラの民のチュニカ」はよりワンピース風で質素な感じがしますが悪くありません。西洋服とは違った印象でこれも流通すれば人気も出そうです。
少し問題となったのが「羽飾りのファハ」。これは明らかに露出度が高すぎる・・・。アイコンで見た感じ服の模様か何かと思っていたものがボディペイントになっていて、スカート部分も羽飾りで露出しすぎです。バッハさんにも「ネタ用」と言われましたwしかし、作りやすいからとこれだけ2つ作っちゃったんですが・・・。
さて、それではバザの開始。最初はロンドンでしたがすぐにリスボンに移動して丸一日放置してみたところ・・・。
なんと恐ろしい値段をつけたにも関わらず完売。バザしたのにびっくりです。かつて無いほど大儲けさせて頂きました。真っ先に売れたウィピルは今度もう一度作りに行こうっと。
ヴェラクルスには「ポンチョドレスの縫製法」
ポルトベロには「南米民族服の縫製法」
マラカイボには「ボラ民族服の縫製法」
ベルナンブゴには「花冠の製法」
リオデジャネイロには「カヤボ民族服の縫製法」
といろいろあります。
はて、人気の程はいかほどのものかと商会内でその方面に最も詳しいバッハさんに尋ねたところ、かなり人気があるものの供給が無いため出回っていないとのこと。
こりゃーひょっとして儲かるかもなあ・・・という下心とともに製作を決意。その中から女性用服の「ポンチョ風ウィピル」、「ボラの民のチュニカ」、「羽飾りのファハ」を作ることにしました。だって女性用の服と男性用の服で相場にえらい違いがあるようなんです・・・。
「ポンチョ風ウィピル」はコチニール20、綿生地30、ししゅう糸30が必要です。
コチニールは採集で大きな葉を採ってそれを加工すればOK。綿生地はマラカイボの綿花を加工すればよし。それほど苦労はありません。問題はししゅう糸。ししゅう糸には生糸が必要。生糸はインド産・・・。商会ショップで在庫にしておいた生糸を引っ張り出してきて大西洋を横断です・・・。途中でちょっと燃えました。こういうもんです。
やっぱり楽じゃないなーと思いつつ生産。
「ボラの民のチュニカ」はゲレップ20、麻生地30、樹皮20が必要。ゲレップは樹皮から加工するので(リオデジャネイロで販売していますがちょっと遠い)サントドミンゴで麻生地を買えば採集をするだけということになります。
しかし、この樹皮は採集ポイントでもなかなか量が取れないやっかいな代物です。ウィピルのコチニール生産と同時にやりましたがこちらの方が大分時間がかかりました。
「羽飾りのファハ」はコチニール20、サイザル麻20、羽毛30が必要。羽毛はメリダやカラカスで販売しているニワトリを加工、コチニールは前述のように採集後加工、サイザル麻は採集かカラカスの販売品とリオデジャネイロがやや遠いという条件以外は比較的簡単に作れました。
さて、できあがった服3種。全部女性用ですので自分で着る事ができません。着ている人をあまり見ないのでどんなものかもよくわからないという疑問にぶち当たりました。
どうしようと考えつつリオデジャネイロで金とトパーズを買い付けに来たワイルドキャッツさんに連れられてロンドンに。そこに居合わせたのが先ほどのバッハさん。ワイルドキャッツさんと共にバッハさんのお宅へ突撃をかましてみます。
バッハ邸で一通り遊んだところでふと先ほどの疑問を解決する方法を考えました。要はバッハさんに着てもらえばいいのです。
ダメもとで頼んでみたところあっさりと承諾を頂き、即席ファッションショーの開始です。
「ポンチョ風ウィピル」は可愛い感じです。色使いもアイコンでの印象よりも落ち着いています。普段着としてもいいのではないかと思います。
「ボラの民のチュニカ」はよりワンピース風で質素な感じがしますが悪くありません。西洋服とは違った印象でこれも流通すれば人気も出そうです。
少し問題となったのが「羽飾りのファハ」。これは明らかに露出度が高すぎる・・・。アイコンで見た感じ服の模様か何かと思っていたものがボディペイントになっていて、スカート部分も羽飾りで露出しすぎです。バッハさんにも「ネタ用」と言われましたwしかし、作りやすいからとこれだけ2つ作っちゃったんですが・・・。
さて、それではバザの開始。最初はロンドンでしたがすぐにリスボンに移動して丸一日放置してみたところ・・・。
なんと恐ろしい値段をつけたにも関わらず完売。バザしたのにびっくりです。かつて無いほど大儲けさせて頂きました。真っ先に売れたウィピルは今度もう一度作りに行こうっと。
コメント
燃えない様にドキドキしながら生糸運んだ甲斐がありましたね!